6月16日

晴れたかと思えば雲が空を覆って、雨が降り出したかと思えばもうやんでいる、おかしな天気。

と、おかしなと言うがおかしいとおもうのはやっぱり人間だけで、身体のほうは自分で気づかなくてもその天気の変化に対応してやっぱり変化するだろう。

佐々木さんに会いに行き、ロゴの最終チェック。文字は上原に頼むことになった。いいのがあれば、いい。コーヒーをご馳走になってると、老夫婦がやってきて、炭素還元農法、糸状菌、など話になって野鳥の見つけあったことをみんなで話していた。僕の行動範囲では見られない、というより野鳥の場合、聞こえないものばかり。

両夫婦ともに薪ストーブを使っていて、薪割りマシーンの話など。生活のサイクルの中心点が街と違うのがありありと聞かれる。ふと、「人間の主体は、人間の中にはありません」といったことを思い出す。慎平君の出産祝いに、出産祝いにも関わらず陶器の器とコップをふた揃えもらって帰る。

小雨が降っていた。生姜焼きに豚肉を買って、帰る。隣の子が泣いていた。子供はよく泣く。なぜ、大人は泣かなくなるのだろう?なぜ、泣くことが恥ずかしいことだと教わるようになったのだろう?笑いは?周囲への配慮?へんなもんだ。