2014-01-01から1年間の記事一覧

12/29

モカ・イルガチェフ200gを3回。完全にスランプだ。冬になって気温がぐんと下がったのが影響したのか、手網を火に近づけ過ぎたのか煎りムラがひどく、豆が焦げてまばらになっていた。アルミを被せてダンパーの役割を付加してみる。でも、こうするとなにしろ音…

12/27

選挙が終わってちょっと経ったら、周りで政治参加を呼びかけたり意識を向けるコメントのUPが一気に消えた。消費社会と言われて長くなったけど、こういう気持ちすらも消費社会なのか、とあういうことを言う人の言葉が一見いいことを言ってるように見えるだけ…

会話記録 10/12

「でも、最近のDQNネームはどうかと思うんだよね。」「出たよ。」「だって、名前が読めないって、当て字どころかもう当て字ですらないじゃん?光宙(ピカチュウ)とか。」カウンターに肘をついてだらりと上半身をもたれかけて呆れた顔をしてみせる。「あのさ、…

8月27日

曇り。いつのまにやらこんなに日にちが経っていて、最近の自分の日にちの進行は小屋の進行具合とリンクしているらしく、雨の週末ばかりでまるで作業が進まない、だから日にちも進まない、小屋に手がつかない日はループして戻っていて本当に時間がそうやって…

8月11日

降ったりやんだり。台風の強い影響はみられず。夕方からは降らず、真夜中からまた降る。家には冷房もない、網戸もない窓を開け放って過ごしていて毎日毎日虫がたくさん訪問してくる、虫がそこやここにとまっているのが半ば当たり前のようになって、虫が飛ん…

8月10日

台風が横を通っていくらしい。一日中、南から北へモザモザの雲が厚くて巨大な黒雲の下でともに流れていって、雨が降ったり止んだり大抵のあいだ、降っている。朝から雨が降っていないのを確かめて早く起きて小屋に行くものの、すぐにぱらつき始めてしまって…

8月4日

曇り。雨が降るぞ降るぞという表情なのにそのまま停滞したままの雲。最近少しずつまた本に手が伸びてきて、自分に安心する。図書館の最新刊棚にいくと読みたいものがポツポツ手に取れて感激。青木淳悟や映画の奈落も入ってる。ヤンソン『旅のスケッチ』、ト…

8月3日

久々に作業!と思ったら、朝から雨が降りそうでパラパラと舞っても本降りにはならず、しかしいつ降ってもおかしくないぞという思わせぶりな天気で、振り回されるこっちはしょーがねーなーもう、とにやけたりはしない。結局4時頃に降るまでブルーシートをはい…

小屋を建てている。

小屋を作る。庭の白木蓮を移し、廃材をタンパーがわりにしてコツコツと地面を叩いて軽く締めていく。あとで意味のないことに気づく。敷石に重量コンクリートブロック120mmで、一個ずつ水平をとる。水準器があれば、とても楽。糸を使う方法が載っているけど、…

5月4日

本当の5月4日の話、久しぶりに軽井沢にいく。世間では皆GW~と心躍らせるを聞き及び、我もしてみんとす。シーズン中の軽井沢ははじめてだったけど、これを知らずに軽井沢を語るなかれお主、と思って、そう言った。行楽地って、本当に人が溢れるのだなぁ。ニ…

5月4日

まえの日曜日は畑を兼ねた庭の、奥側の畑を物干し竿で隔てた家側、軒先に沿ってむかし義祖父が一段土を盛って草木を植えたそうだその脇にステップを持って朝の日光浴をして、ボケーっとしてみる。午前10時。段上の大半を占める、なから鬱蒼と生えているユキ…

5月3日

先々週の前の日曜はたじまさんやかじまくんや佐藤さんと梶間くんの実家の山奥でワラビを取りに行ったら、今年は去年より成長が遅かったようで、でも今年もタケノコを刈った猪の跡は凄まじかった。たじまさんが奇跡的に見つけたタケノコを朝獲りのつもりでみ…

4月8日

松浦くんという男は、ほんとにどうしょうもない男だが彼は可能性をとにかく沢山手の内に置いておきたいと思っている。そして、みんなに諭される、というか怒られる。可能性を無限に持つということはすなわち何もしないということになっている。大工の弟子に…

4月5日

曇り。夜から雨が降る。イヌイットが何百もの雪を表す言葉があるように、日本もまた何百と風を表す言葉を持っている。その数は二千にのぼるというけれど、イヌイットの話を聞いたときは彼らが皆、そういう風に雪をみているんだ、凄いなぁ。どういう風に見え…

4月3日

曇り。夜から雨。桜が咲くといつも夜には雪か雨が降って、桜並木の桜ははやくも散る運命になっているのだ。今年も咲いたら、雨が降った。と書いた途端に「咲いたら、降った」って僕が思っただけで、きっとただ「咲いて、降った」。弾けるみたいに「ポン、ポ…

3月28日

晴れ。暑い日。梅が満開していた。3日めのペーペーが、社長と新しく機械を作ってもらうのにどんな風がいいか、臆病者ゆえの遠慮はあるけれど話す。帰るとお義母さんがご馳走してくれた。保坂和志『未明の闘争』を読んでいて17章?村中鳴海が出てきたところに…

3月26日

雨。激しい雨がさっと止んだ朝、昼また降り夕方やむ。出勤2日目、昨日から今朝早くに湧いた先々の不安みたいなのは小さくなっていてヤル気を出して、出たから小さくなったほうじゃなさそうだ。ヤル気といっても自分のことの方で、仕事はやり過ぎないように気…

3月24日

晴れ。朝から髪を切って、小屋談議で盛り上がった。煮干しの出汁で醤油ラーメンをお昼前に食べる。食後に松浦くんと落ち合って、仕事の話。商品以外はご自由にというので店員の山ちゃん本人商品ですか?と聞いたら私は違いますと言うのでくるんでもらって持…

3月23日

晴れ。風越山の途中まで登る。登るたびに発見がある。虚空蔵から風越山へと渡る馬ノ背はいつも雨雲が流れていく通り路なのが下から見えるそこを歩くと、絶えず左手から強い風が抜けていた。帰りにセラードまで足を伸ばしてコーヒーを飲む。日曜3時の五分はス…

3月21,22日

晴れと晴れ。21日、原さんに現況を聞いてもらって第三者の審級、じゃない意見を聞かせてもらおうとしたら、アドラーの個人主義が…決定論的に言えば未来も決まっているっていうのは…数学的に不確実性は証明されて神も死んじゃったのなら、決定=完全な未来にも…

3月19日

晴れ。小屋を建てるのに、ツリーハウスの本を読んだりして頭の中のイメージを具体的な道具や物にまで落とし込んで価格を調べたりして午前中が過ぎる。風邪で寝ている優子さんに昼飯を作って、面接に行く。モノを自分の手で作ることと、残業がないことが僕に…

3月17日

晴れ。暖かい陽気。久しぶりに目が痒くなった。職安に行く。昼に山羊のカレー食べる。『動きすぎてはいけない』を手にとって食べながら、リゾーム/トュリーの対立項のところを読んでいて、小島信夫が書いた菊池栄一のポリフォニーの、中心がいつの間にかず…

3月16日

晴れ。風が強い。雨のあと、日が増すごとに陽があったかくて気持ちいい。優子さんに背骨をそっと触って五分くらいさすってもらう。そうすると不思議なことに胸椎のくっつきぎみだった骨が離れて、腰上のカーブの骨が引っ込んで、背中が柔らかくなっちゃう。…

3月15日

快晴。午前中、庭に脚立を置いて日光浴がてら昨日の本の続きを読んでたら甥っ子の寛大登場。ようやく歩き出した寛大は、ちょっと歩いて尻もちをついていて、もう大きくなった自分じゃ気づかない土の起伏が寛大には大きなものなんだ。大人が尻もちをついたら…

3月14日

曇り。晴れだったかもしれない。ホワイトデーのお返しに焼き菓子を新しくできた店に行くと、ローカリズムにいた可愛いこがいたけど、再会できて嬉しいですよ~、なんて松浦くんみたいなことが言えない。変に照れて、アホである。玄関、廊下ようの棚を作る。…

3月13日

雨。激しい雨が夕方になってまた激しくなって、突然窓の外が明るくなり、しばらく空間がナツの夕方のように黄色に満たされていた。棚を作るように、とっておいた昔の板の塗装をヤスリで落とす。雨が激しくて、中断。ふきのとう、三浦さんがおいていってくれ…

3月12日

晴れ。街が白く霞んでいた。黄砂?図書館に行く。松浦くん、陽平さん、ユウスケ君と話す。薪ストーブの話からリニアの先日のシンポジウムの話まで、高速でピューと話が飛ぶ。トークイベントの集客法、反対派の反対の仕方諸々が、本人達が望む方向を考えると…

3月11日

晴れ。寒波が来ているらしくて、風がもろに冷たい。けれど光が温かくて、春の日差しだ。最近は、グラデーションみたいに季節が変わる感覚より、黒と白が溶けあわずQRコードみたいにバラバラに混ざって見えるようになった。でも、それもよぉく見ていると、も…

3月10日

時々、雪。午前中はハローワーク。今日も社会はとても狡猾で強大だった。本棚にヤスリをかけて、塗装をする。1.5倍に希釈した柿渋5に対して、2倍に希釈した墨汁2を少しずつ足していって、それを刷毛でチョンチョンとつけて棚に置き、布切れでこすって広げる…

3月9日

晴れ。風が強い。夜、少し雪が舞う。起きたら11時だった。お隣のベランダを借りて、本棚を作る。松浦くんからインパクトドライバを借り、ボンドと木ネジで組み立てて行く。最初の材の段階で斜めなのをそのまま始めたら、案の定いきなりつまづく。はじめはじ…