2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

3月30日

快晴。ゆるい風邪が時折、昼の日差しが強くなった。全身が筋肉痛。仕事の合間あいまに、外に出て日向ぼっこをして、呼吸する。日に当たりたい欲求が強い。思い返せば、一日に日向ぼっこをする時間が昔は2時間くらいも平気であるときもあった。今は30分くらい…

3月29日

雨のち晴れ。昨夜の火事は物凄かった。二人、亡くなったらしい。日が落ちたばかりだったから、まだ起きていた時間に違いない。朝になって外に出たら、大きな黒い灰がそこかしこに舞い落ちていた。田島さん今泉さんがコーヒーを買ってくれる。マンデリン、ペ…

3月23日

晴れ。すこし寒さが戻っていて、寒の戻り。というやつだな。書きたい、描きたいという欲望はどこからくるのだろう。昨日、磯崎憲一郎『電車道』を図書館の新潮連載で読んで、山の中の洞穴に住み始めた男は村人との施しや交換もありつつ自給自足をはじめる。…

3月21日

金曜に一日雨が降り、雨が春へと幕を変えた。 庭のツバキの花が満開になり、老梅も五分咲き、奥の垣根の向こうのヤマブキは黄色い花を一面につけた。お義母さんに名前を何度聞いても沢山あってわからない、イチゴ、オドリコソウ、オオイヌノフグリ、紫陽花、…

3月17日

晴れ。図書館の勉強机を高校時代の知り合いが三人で本を開いて話をしているところに出くわすと、彼らが開いていたのは僕が挿絵を描いた本でその挿絵を指差して「間違ってるよ」という指の先には「氷かき屋」と書かれた看板のことで、それはかき氷のことだ。…

3月14日

朝方、薄曇りのち晴れ。昼間あたたかい。山の中腹から雪でうっすらと白化粧。夜、冷える。午前中に焙煎。マンデリンG-1、ペルー・マチュピチュ。バーテンダー時代に店が変わった時に決めたことは、バーに来たことがない人、バーに合わないと(本人が)思ってい…

3月13日

曇りのち雨。雪混じり。朝、昼を減食。夕飯にカレー。フェネグリークの香りが好きでいつも多めに入れてしまう。カルダモンを齧って、頭を良くする算段。野口晴哉先生は「人の潜在意識は生まれた時のことから全部覚えている。それを催眠術の実験で知った。だ…

3月10日、11日

雪!庭の椿の花が開いて、雀よりひと回りくらい大きい灰色の名前がわからない鳥が、器用に枝にとまって首を傾げて嘴を花に突っ込んで蜜を吸っていた。「キツツキじゃない?」梅の花も咲きはじめて、暖かくなるときっとまた雪が降って、暖かくなる。最後の雪…

3月の水

http://youtu.be/WaU0gDSmi84枝 石ころ 行き止まり 切り株の腰掛け 少しだけ独りぼっちガラスの破片 これは人生 これは太陽 これは夜 これは死銃 この足 この地面 この身と骨道路の響き スリングショット 魚 閃光 銀色の輝き争い 賭け 弓の射程 風の森 廊下…

3月9日

曇り、のち夕方より雨、降り続く。梅が咲きはじめていた。寝不足。いま布団から書いていますが、寝ることとはこれしあわせだなぁー、と口にする出して言ってみたところちょっと本当に幸せになったので今日はもう寝ることにしました。

3月4日

晴れ。春先の暖かさ。前日の夜、ダダダっと細かい揺れの地震。震度3子どもの頃の遊び方を思い出してみる。いま、大人になった人らが数人集まると何かをやろう、という話になったらすぐ、いくらかかる、資金をいかに確保するかというお勘定の話か、社会的な活…

3月3日

曇り。最近、5時間くらいで目が覚める。そういうときは大抵、性質として未来にはまず不安がはびこる。四種体癖の特徴だとか。根拠はないけれど、そういう精神とみなされてるものは、整体と食事で変化すると確信に近い気持ちがあって、うまい方法の一つは人を…

3月1日

雨。昨日は晴れ。山腹にかかる雲が荒々しい格好で山肌を縫っていく。白の背景に白の雲、フッと輪郭が現れて切れ目はぼんやりと薄黒く、日本画の墨絵のよう。春草のまとまった展示が、また見たくなりました。そんな風景は、いつでもそこにあったのだけれど、…