読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

2月25日

晴れ。

花粉が飛んだそう。


夜、久しぶりに飲みに行こうと思って、仲ノ町(なかんちょう)のアーケードを銀座に向かって下っていくと、車道の真ん中を中年の法被姿の団体が前方を歩いていて、今日がお祭りだったことを知った。その中にスーツ姿の、いつものちょっと猫背にした小林さんがいた。飲むといっても僕の場合はコーヒーで、何軒かハシゴしてスターバックスみたいな店がいつのまにか出来ていて、そこでコーヒーを飲んだら、それがとても美味しい!

香りが芳醇で、しかしなんともクリーンで雑味が一切なく、おぉこれぞスムース(実際の発音はスムーズ、じゃない。とかそんなの全然気にしないけどこのスムーズさは、まさしく「スムース」と言いたいっ、てくらい!)!と目が開くほど滑らかに喉を通っていった。フルシティ一歩手前くらいのローストで、かすかにチョコレートみたいな甘さ、のすぐ後にカシスみたいな酸味が柔らかく広がっていった。カップ持って一口飲んだまま、本当に固まっちゃってしばらく動けなかった。

帰りしな、山の斜面は雪が積もっていて困っていたら団体のスキー忍者がちょうど下るのに遭遇し、その中にいたローソンの気のいい男性(林っさんの高校の同級生だ。)が僕を肩車にして軽々と杉の林の隙間をぬって、下まで送ってくれた。親の実家によく似た家屋で、隣の席のこが白い画用紙に三つのスケッチを描いていて、一つ一つの絵を指差し、それが自分の未来だか性格だかの何を現しているのか描きながら説明しめくれたのだけど、テーブルの角を挟んで隣にいた年上の化粧の濃い女性が僕にも画用紙を渡し、「あなたも描いてごらんなさい。私、占いしてあげるの。」と言うので3つの絵を描くのだけど、それらが何を意味するのか既に知ってしまっているのでどうも意識してしまった。

これじゃあ占っても、ちゃんと結果出ないんじゃないかなぁ。それともこれも含めてわかるの?途中でそれどころではなくなってしまった。スナフキンが着てるポンチョみたいなぶかぶかの白いシャツの下に何も履いていなくてフルチンだったのに今、気づいたからだ。シャツがでかいおかげで見えてはいないかもしれないけど、これは女性の前でとんてない恥ずかしさで、立ち上がって下着を探すのも危険だし、一体どうしたらいいんだろう。

眼が覚めて、飲んだコーヒーの味だけは忘れないように覚えとこうと思ったけど、もう再現なんてできない。今はでもいつか同じ味のコーヒーを飲んだときに初めて、このコーヒーの味をまた思い出すんだろう。


借金でなく、はじめるための準備のお金をどう捻出するか悩む。ハナモモがいつから、幾らで出せるのか、資格がいるのか、聞いてみることを思いつく。