読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

10月14日

晴れ。


解体した学習机や布団を焼却場まで運んで、父親の運転で乗っけてってもらう間にポツポツ話す。大工の求人の話をして「大工。いいな」と言ったのは優子さんとお父さんだけ。

しかし稼ぎが少ない奴でして。どうしょうもない、すいませんねぇははは。と言った時は心の中で、稼げないのとしょうもないのはイコールではない、年金だだくら世代め!とひとりごちる。

戻ると畳屋さんが来ていた。骨董や古雑貨に目がない人であった。生粋の飯田弁で、聞いてて嬉しくなる。畳は交換せにゃならんみたい…

畳縁の種類の多さに驚いた。張替えのために部屋のものを動かし、家中にバルサンを焚く。

そのまま狐で、松浦くんの誕生日を祝う会に顔を出す。ケーキを一切れ貰って戻る。勝手でごめんね、と思う。


しかし、バーテンダーをやめる。と話すと一様にみんな、次どうするの?と聞き、続けて、何かやりたいことがあるの?と尋ねてくれるのだけど、その人たちにとってのやりたいこととは仕事の他にはないことが、つまらない。

勿論、話の流れとして仕事の話になるのはわかるが、やりたいことはあるけど仕事にしたいことではない、というか仕事になろうがなるまいがそんなこと関係なくやりたいことはあります、といちいち断らなければならないこの環境が息苦しい。

死ぬことがわかって死ぬ直前まで続けたいことが、今している仕事で本当にあったなら、やりたいことが仕事になるといいなぁ。僕にとっては、それは小説だ。自分の手で家を建てる、ということもそうで、今は隠さずそう言っている。どちらも仕事ではない。


珍しい忙しい連休最終日。