7月17日

個々の雲が沢山、空に居場所を占めて浮かんで重なり、形を変え消えて、また生まれる曇り。だから、隙間に青空が見える。

青空が見える、というか青空の中に沢山雲がある日。


佐々木さんと中川へ行く。タクラマカンに寄って、アンフォルメル美術館が休館日であるのを横目にさらに進んで、「Aコープ」の文字がそのままになっている、カフェ「bace camp coffe」に到着。トラックのソファ、チェアなどなど実物にはじめて触った。

テーブルは自作だそうだ。鉄脚は知り合いの鉄工に頼んだとか。壁に据え付けた棚のロの字の金具は「青作社」というところのものだそう。

スープカレーまで頂いて、どうもすみません。優しい味であった。


悶々とする。

保坂和志『世界を肯定する哲学』を読み、小島信夫各務原・名古屋・国立』に入る。僕の目は、何を見ているのか。最近、頭が違うというように思わず、目が耳が体が違うと考えている自分がいる。