6月29日

どんよりした曇り。陽が落ちてから、雨が降り、真夜中前にやんだ。

じめじめしだしている。


朝寝つきが悪く、起きたら1時半。

納豆、味噌汁を食べてアートハウスに行く。

『暗夜』のなかの「痕」を読んだり、小説を書く。最近、時折あるが書いているうちに思考に先行して描写がすすむ場合が、時折というよりごく稀に、あって今日もあった。

鹿は「悲しまないはずがない。」

先の見通しは全然ないけど、この言葉がでてきて嬉しい。

後藤くんとあって、京子さんと話していたら帰りが遅くなってしまい、急いで太麺焼きそばを拵えて店に行く。

今日は、街コンである。案の定、その流れのお客さんは一組も来ず。でも忙しくて良かった。関さんがG&Mスプリングバンク35年を開けてくれた。久しぶりの、メープルシロップのような木の香りの混じったトロリとした甘さを堪能する。

やっぱりウイスキーも眠っている。ほかにそんな話あまり聞かないが、長いこと瓶内で眠っていたウイスキーが目を覚まして味や香りが広がりだすまで幾分時間がかかる。このスプリングバンクもそうだった。口が疲れてたまにでいいかな、と笑いながら飲む。