5月30日

また次の日になって日記を書こうとして、すべて忘れている。でも、一箇所思い出すとそこから断片がいくつも沸き出てきて、流れるように繋がりはしないけど、これは記憶のあり方がそういうものだから、そうなのだということにしている。今のところ。

で、思い出してみると、起きて、起きたのは間違いない。あ、昼飯を食べなかったことで喧嘩をしたので食べずに、センゲキの遊びみたいなバイトに行ったのだった。

ステージのカーテンを取り外し、5mくらいの高さの天井、スクリーン両側のステージ上の壁を覆うようにして、取り付けた四角い木の棒にカーテンを再度掛ける。

素人2人でこういうことをしていると、職人の手際の良さと段取りの良さ、道具の使い方や持ち運び方に感心する。概算した時間の、いつも倍はかかる。松浦くん、勉強しておいてくれ。時間は倍かかる、ということ。

その前にローカリズムでパンを買う。店員の女の子が話しかけてくれるようになって、嬉しい。返答がぎこちなくて、逆に申し訳ない。これでも接客業なのに。仕事とプライベートの自分の在り方を混同させたいと、この10年ずっと思っている。楽にやりたいなぁ。パンが、いつも美味しい。欅を見ながら食べた。二日酔いの松浦くんは、隣で焼肉弁当と納豆巻を食べた。

一日、人間これだけの範囲で食べると健康です。ていうのが眉唾なのがこれでわかる。自分の身体に聞くのが1番あってる、でも耳の澄まし方が難しいなぁ。つい、甘いものを食べすぎてしまって、しかも身体は欲しくなさそうにしている。やばぁ