5月24日
快晴。風なし。
日に当たるついでに、駅裏のカフェ狐に行って原稿を進めようとしたら、行が進む前に松浦くんから電話。梶間くんとコーヒー飲みに行く、というので狐で落ち合う。
姫路城や淡路島の写真を見せてもらう。そのうち、会話から自分の関心が薄れていって勝手に本を見たりネットを検索したりしている。誘ったのは自分のほうなのに、申し訳ない。
と同時に、もう一歩、話を掘り下げたいと思っている自分がいる。これ面白いね、すごいね、これはこういう仕組みなんだ。そこから、どこがどう面白いのか、そこに話を持っていきたい。とはいえ、これは多分に自分のせいだ、と思っている。
そこで話がストップするしかない話し方と頭が自分で、それに先に進んだ時の自分はまた、視野が狭くなっているのが後になって感じられる。要するに、人と話すのが苦手。すぐに一人になりたくなるし。本当は、一人でいて、人恋しくなるくらいにしていたほうがいいのではないか?これは宮崎駿がいったことだけど、あえて孤独になるのとはベクトルが逆である。僕がいまいるとしたら、ここは孤独ではなく、孤立に近い。
楽しいこと、面白おかしく書くことがしたいけど、見返すといつもこんなんばかりのようだ。考える、ということは否定の方向に向かいやすい性質があるのかもしれない。これは自分だけの性格というわけでもないと思う。
というより、否定は思考のスタートではあるのだけど、その否定で立ち止まることがいま、考える、と思われているのではないか。そこに対抗して肯定に進んでいくことが本当の思考なのかもしれない。
頂いた茗荷とツナで、パスタを茹でる。落合信者。
店は週末に関わらず、暇で撃沈。スコッチのお勉強をする。