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晴れ。大きな雲。午後から少し曇る。


シャンプーしなくなって4日。身体はもう何年も石鹸を使ってない。整髪料使ったらシャンプーしようと思っている。不規則な食事を、時間を見て規則的に食べることは身体にとっては別に規則的でもあるまい、と思って空腹を基準にすると、2〜3日もすればほっぺたがすべすべになった。お肌にいいの、おすすめ。


焙煎をしていると、原さんこら電話。お昼を一緒に食べる。そのときの会話のメモ。


記憶の話

臓器移植で記憶も移植される

臓器が記憶を保持するのではなく、記憶とつながるデバイスと考える、らしい


僕は記憶自体が今の記憶の概念は狭いと思っている。記憶はあらゆるところに、ある。


インプットとアウトプットの話

幽体離脱の構造への私見(アウトプットの齟齬)

整体とお祓い(右肩の黒いもや。二人は同じものを観ていた。それを表現するものが幽霊か整体か、要するにアウトプットの選択の差。数学と絵画、武道と文学、どれも同じ世界の別の側面を切り取る。しかできないとも言える)

催眠術の実験(インプットにアウトプットを限りなく近づける)

原さんのお母さんの虫の知らせ

予知夢で行動を変化しても運命は変えられない→ 1+1=1が最も美しい数式だって数学者には見えるから真理に違いない、と証明にいどんでいる、らしい。→「全てが決まっていて それゆえに完全に自由」だったか沢庵

予知夢。

Sさんのパンの神様からのバッグクロージャーという言葉

三脈をとること



人間の想像力は、動物が個が薄くゆるく繋がっているのに対して個が確立されて集団的には切断されている、繋がりを補填するために発達した力。山極総長によれば、ゴリラは集団から一旦離れると(不在)、2度と群れには戻れない。人間はいまここに不在ながら、存在を知っている(想像している)。

大海原で迷った時に想像された島を拠点にして方角を定める方法の話。この島は、限りなく実在に近く想像される(移動してしまったら意味がない)。動物の想像力に近い。つまり、人間の想像力に比べて、より身体的だ。


小説の話に摺り寄せるなら、今の社会で起きていそうなことを書くことは、この想像力を働かせることとは違ってくる。もっと身体的な、即物的な方向に想像力の重点を移動して、より自然で使われているものになるなら、社会の外に向かう。(探偵ナイトスクープで1番好きなのは四つ葉のクローバーの声が聞こえる女の子のはなし。あの声が聞こえなくなった人間は、想像力のバランスを今使われる方に重点を置いた。)


記憶、時間は直線に進むわけではないこと、横だけでない縦の広がり、捻じれ。

空間も同じ

11次元の理論が引き合いに。

お昼を食べながら、久しぶりにそんな話。2時間ばかり。

僕の焙煎へよ心算のはなしも。


テーブルにいたお客さんが怪しい顔して、あいつらなんの話してるんだ」と訝っていた。


なんでも、自分が既に知っていることで物事を判断して得るものはあんまないとおもう。物事をみるとき、判断され変化されるべきは、物事の方ではなく自分のほうだ。物事をみる、てのほそういうことかも。いま、眠い頭で考えている出まかせだけど。まず、「自分でも意識していなかったような」常識を疑うこと。

はっきりいって、みんなありとあらゆる常識に縛られている。それは自分一人で自覚することがあまりに難しいくらいの常識だ。そのことを、ひしひしと見せつけられることがままある。本当にそんなことまで、というところまで気づくことが始めにもなるのだけどな。