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晴れ、夕方から曇り。


最近、5時間くらいで目が覚める。胸椎の4番5番が詰まっているのがわかる。お菓子食べ過ぎ。

夜、眠るタイミングを逃して眠れなくなる。のたうちまわったあげく、起きてアヲハトのカレンダーの画を2枚描いて、5時半ころまた布団に入る。

でも、寝不足というより食べ過ぎでチカラが余ってるのかも。身体は寝たがってないのに、無理やり寝ようとしてるからいけないのかもしれない。躁?


夢を見た。こないだのは面白かった。夢が一つのストーリーとして流れずに、いろんなものがごちゃ混ぜになって作られてることが夢の中で意識して観察できた。不思議な体験。はじめは、松本六九ストリートのイベントみたいな感じの街中を歩き始める。すると、「歩く」という動作に引っ張られて、いつの間にか場面だけ変化した。純和風に仕上げた京都駅みたい、漆黒の漆塗りの壁に朱のラインが入った天井の高い空間に出店が並ぶ。左に折れると、今度は病院のなかのよう、白い壁にリノリウムの床、吊戸車式の扉。その空間に引っ張られて、一緒にいた女の子が、今度はおじいさんになっている。どんどんスピードが上がるおじいさん。ゆるい上りのスロープを最後は駆け出して自動扉から外へ出ると、そこは都心の美術館の庭みたいな感じの芝生とコンクリートの石柱。昼の強い陽射し。おじいさんは余裕で路地を走っていき、住宅街の一角にある喫茶店に入るとまた違う女の子になっていた。木製のブラインド。アイスコーヒー。隣の壮年の夫婦がブックラックを指して、「面白い展示なら、そこよ」というので(たぶん、さっきの美術館ぽさに影響されたのじゃないか)手にとってパンフを見る。若冲っぽかった気がする。


そこから、すごい面白いことになったはずなのだけど、忘れてしまった。まだ開発中のお台場みたいに白いフェンスに囲まれた空き地に点々と建物や工場が建っている、やたら広いのに全然車通りのない平地を下校してくる学生。同級生の勇がごつくてでかい大人、たぶん先生を連れてやってくる。というか、案内させられた様子。それで先生が片手で僕の両頬を掴んで、ぐいと引き寄せて、なんか言われた。で、反抗して、というかなにか正論を述べて、起きた後でも、「今度こういう状況になってら、そう言お。頭いいな」と思うようなことだってのに、もう覚えてない。だいたい、今後先生に顎を掴まれる機会なんてそうそうないから、使い道はなさそうだ。


起きてから思い出す夢は、こんな風には思い出せず大概、自分でこしらえたストーリーに沿って改変されるから、夢が持つ独自のルールや軸は忘れ去られるので、今回みたいのはかなり面白かった。夢は、記憶を圧縮して定着させる、そのとき全然関係ない記憶も勝手に繋げてしまう、ということを聞いたことがあるけど、まさしくその過程を生で味わった感じ。