4月14日
終日、雨。
こんな時期に長雨は珍しい。季節を感じない雨。
日曜にイルガチェフを焙煎して、少ないが佐々木くんのところにペルーと一緒に持っていく。店を、といっても喫茶を閉めるだけで、僕の本を取りに行くついで。松浦くんもついで。すると猿田彦のコスタリカを出してくれた。豆を見せてらう。シワが伸びて、とても綺麗に焼けていて少し悔しくなる。手網やサンプルロースターで、このような浅煎りを再現できるだろうか。近いところまで向かうことはできる気はしているけど、そのためにはロースターにせめて豆温度計はつけてやろう。一ハゼに向かうまでの時間と、投入する際の温度を何度にするか実験してみよう。
そのあと、悔しさと一緒に次の壁が見えてさっそく焙煎をしてみた。すると、見事に温度を間違えた。
まずくはない。味の最低ラインはこの2年でぐっと上がったけど、これからは旨さを引き出す焙煎をもっとしたい。
週に一度、どこかで店を借りてコーヒーを出すことができるといいな。画策中。