3月30日

快晴。ゆるい風邪が時折、昼の日差しが強くなった。


全身が筋肉痛。

仕事の合間あいまに、外に出て日向ぼっこをして、呼吸する。日に当たりたい欲求が強い。思い返せば、一日に日向ぼっこをする時間が昔は2時間くらいも平気であるときもあった。今は30分くらい。Y字路わきの階段に座って、太陽の方に顔をあげて目を瞑ると次第にいろんなおとが聞こえてくる。ひっきりなしにとおる自動車が近づいてくる音まで心地よくなるのが不思議だ、鳥の囀り、用水路を流れる水の音、葉の擦れる音。光圧を感じる。少し川の匂いを含んだ空気を吸う。少し自分が消えて、太陽が近くなったように感じさえする。

自分が消えて行く感覚が、気持ちいい。


数年前、寝不足が続き寝つきも悪く少しの明かりや物音に目を覚ましていたとき、昼間散歩して並木までいって日向ぼっこしてるうちにウトウト寝てしまい、目が覚めた時にああ、明るくてもうるさくても自分寝れるじゃん。とわかって、それから自分の睡眠に対して甘く、ゆるくなった途端に眠れるようになった。