10月7日

晴れ。多い、夏の雲と秋の雲。夏のように暑い。


朝、店からの帰り、銀杏のあの匂いがする。


早く起きて、整体に行く。歪みはそれ程ひどくはなかったみたいだけど、敏感になっているのかちょっとした歪みが気になる。足首が硬いから柔らかくしましょう、と言って助手?研修生?の練習も兼ねてついでにしてもらう。骨盤が内側に巻き込む癖を広げます、と言ってやってもらうと、いつでもそうだけどすぐに身体が変わるのがじぶんでもわかって、「神藤さんはすぐ反応するからやってて面白い。素直ですね」と笑われる。身体は素直、とはよく言う言い方ぢけどこっちは言われて嬉しい。別に他に言われたこともないけど。


歩いて帰る途中、松浦くんから電話をもらってコーヒーを飲みに行く。トゥトゥイが休みで、みつばちに行く。2500m付近の、底が平たく潰れた雲と、ずっと上の筋雲が、飛んでいる飛行機の機種や行き先や高度を特定できるアプリがあってちょうど飛んでいたそれを検索したら3500フィートだったか、それが筋雲の上をよぎったのでだいたいその下にあることになる。下から見ても実際と高低差はわからないけれど筋雲と底が平たい綿雲とが流れていく方向が真逆で、つまり風が上と下で正反対なのがわかる。

次第に風が冷たくなってきて、沢山浮かんでいた綿雲の輪郭が細かく荒れて、6を左に90°倒した形にみんななっていて、いつの間になったのか凝視していると気づかないその変化が、綿雲のした、つまり飯田を取り囲むアルプスの標高のぎりぎり下を北西から南に風が強く流れていたのが見えた。南アルプスの稜線には黒い雲が水平に乗っかっていた。


サバ缶とキャベツで和風パスタをつくる。喧嘩する。


数字が好き、という女の子がアフターで来て、カバラピタゴラスと言ってて、天文学とか幾何学が、4はシカクい形、5が星で…。数字は後からうまれてもともとは形だったんだよ。と言ってて二人でカバラで自分の数字をネットで読み出した。

僕は4だから平凡だ、て前言われたことをいうとそれが2+2で4になると言って、それは4ではなくて22だ!初めて会ったよ!と興奮されて、なんでも特別なのは嬉しくなるし気恥ずかしい。そんな風ではないからだ。「22の人は、大抵それに気づかないまま人生を過ごしてしまいます。」


梶間くんが葉巻の話をしてくれて、二人でマックにいって駄弁る。