8月13日

晴れ。朝方、涼しい風が吹いていたが午前中のうちに蒸し暑くなる。雲は多いけども、夕立もこない。


朝仕事から帰って、その足で虚空蔵山を登る。登り一時間ちょい、下り四十分くらい。休憩もいれて2時間ちょっと。いい運動なのだ、といいたいところだけど頂上にきたら眠気が襲ってきた。

登る途中、蚕種岩をすぎると(これでやく半分きたことになるだろうか)空気が変わって涼しくなった。名前がわからないシソみたいな葉っぱのや山紫陽花の葉がみな、一方向に向かって開いているのがちょうど視線の高さに見える。

山肌を削った山道は、はじめ作った頃から踏みならされ崩れたり修復したりして、最初期に比べて深くなったりしているのだろうか。夏の陽の長い日とはいえ、眼下の街は靄に包まれて水墨画の余白に沈んだみたいになっているし、向こう側の南アルプスは全く見えない。

降りてくる頃には太腿が笑いはじめていた。猿の集団と出くわす。


山に登ったせいもあって、寝不足で横になったら夕方まで寝てしまった。急いでご飯を食べて仕事に向かう。本を読みたい。

お盆休みでみな、帰ってくる。嬉しいのよ。仕事ほっぽって、遊びたくなる。