8月4日

曇り。夕立あり。


庭でバーベキュー。焼肉?

久しぶりに火をおこしたら具合を忘れて、さっとつかない。木炭から備長炭に移行するのに手間取る。オガ備長炭がどえらい安くて、オガ備長炭て何だ!で、オガクズを成形して炭にしてるらしくて、ヘェ〜すぐ消えそうと言ったものの遜色なかった。少なくとも僕には。灰の出方とか違うのか?

酔っ払いが、夜から仕事へ行く。あぁ、本読みたい。書きたい。書くことで、読む読み方が書く時の頭で読むようにすると、なかなか進まない。それ自体は問題ではないけど、自分は言葉の一つ一つを捉えて形にして、それを積み重ねていくことが全然できないんじゃないか?と思い始めている。

ある小説を読み進めて、例えば小島信夫『寓話』を読んで、第四章?もっとあとだった筈だけど、妹の手紙が突然出て来た時にこの小説が動き出した‼と確かに感じて、数年前のことなのに今でも覚えているくらいの喜びっていうか面白い!と感じたこと、そこに行き着くまでの少なからぬページを掴み損ねている気持ちも同時に生まれている。

とにかくまとまった時間に本だけ読みたい。図書館で『2666』を見つけて喜んで、その厚さに手に取ることをすぐよした時の、あの淋しさったらない。一日は今も同じ時間あるのに関わらず…。


8月4日という日付は、何か記憶の細い紐が結ばれているんだけども、それが何だかさっぱりわからない。