8月3日

曇り。入道雲の大群。


夏の雲になった。(今、4日の、もうすぐ5日になろうとする時で、前日にも、つまり2日にも同じことをおもったような気がするけどわからない)とはいうものの、山脈の稜線の向こうから入道が上半身をずいっと乗り出すみたいにして、今ならナウシカの巨神兵のような形が、高い高い青空を押し上げるようにしてあるよりも激流が空の上を過ぎていくような長い雲。


午後を、明日の買い物に費やす。つついに無理を言って、ヌガーグラッセをお願いする。


店からの帰り、桜並木の踏切手前、黒い子猫がピャッと道路を駆けてその後を、桜の影から黒猫の恐らく母猫が優雅に渡り、その先を見たら歩道に計三匹の真っ黒の子猫がいて(僕は、車道に挟まれた遊歩道を歩いている)、親猫と子猫達が重なって、黒い塊が動いたり離れたり、そりゃもう可愛かった。その上を烏が鳴いて、飛んでいった。