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6月19日

一日、雨。強く降ったり、止みかけたりするもずっと降っている。一週間前の降りそうで、でも降らない天気と同じやつだ。


目覚めると既に1時半。おかあさんから電話があり、引っ越す家に電気屋さんが来るので、一緒に話を聞く。最近、あの顔のタイプに出会うことが多い気がする。

図書館に本を返しにいくと、松浦くんがコーヒー飲みいかない?と誘ってくれて、優子さんを拾って、トゥトゥイに行く。コーヒー二杯、メロンのショートケーキ、グレープフルーツとピスタチオのタルト、計1,450円也。

「私の今日の二時間分が消えてなくなった」

という。それは、よくない考え方だ。なぜなら、一時間は常に同じ一時間ではありえないからだ。時は金なり、なんでも貨幣に換算するからおかしなことになる。同時に、稼ぎが愕然と少なく不安にしていることも事実であり、不安に思うなんてよくないよ!金なんかなくたって。言うのは簡単、でもそれも本当じゃない。本当になったら、どれほどいいだろう。

二時間分の時間で、ぼくは「ふっくら」は「福良(ふくら)」と語呂を当てた縁起ものとして「福良雀」の紋様が手拭に使われることを知った。庭に来る春先の雀はまさしく「ふっくら」と、こちらの気持ちがほぐれるほど気持ちよく太っていた。


店の終わりにまた松浦くんに会い、昼間の換算する考えはおかしい、みたいなことを話す。何かを選択する時に君はよくメリット、デメリットと言っているが、それは本当は同じ秤にはのっていないことに気づいているか?わかった、で、神藤くんは何をしたいの?わかりません。