5月20日

晴れ、雨も降った気がするけど記憶が曖昧だ。何もしなかったからだ。


寝過ごして起きたらもう2時だった。

やる気出そうと筋トレなどしてみる。寝転がって、白い半月が電線を超えるまでじっと、見る。いつも行動的な人がじっと空を見ている時の頭の中を想像する。シャワーを浴びて、裸のままパンツははいている、古事記の口語訳を読む。古事記、面白い。ぶっ飛んでる。しかし、文章がある老人の語りという体をなしており、補足文が本文中に語りとして差し挟まれているので、いきなり原文にいくよりいいかなと思ったのだけど、訳者の嗜好も大きく反映されている手触りもある。とりあえず、このまま読み進める。服もまだ着ていない。

ということは、晴れてたんだ。暖かかった。そのあと、明日のためにコーヒー豆を焼く。トロピコタンザニアを買って、モカ・マタリNo.9に挑戦しようと尋ねると、状態の関係もあってあまりお勧めはしないよ、と教えてもらってまた今度にした。難易度からしても、いつかは挑戦したい。イエメンの現状なども少し聞いて、やっぱり複雑。大量に農産物が消費される背景は、いつもこのきな臭さみたいなものが張り付いてくる。タンザニアは少し焙煎を深くしすぎてしまった。焙煎時間が短い方が、やっぱり豆の酸味を引き出せる気がする。それとも、これは逃げの手段なのかもしれない。


豚汁、豆とアスパラの具沢山のサラダ、葉タマネギとあぶらげの炒め物。

店もサンダルで行ったから、やっぱり今日は雨は降ってなかったんだ。湿気はあった。梅雨に向かいはじめたのかな。福島さんが誕生日で、一人で来てくれた。誕生日メールの話。誕生日に一緒にいることは、当人にとってではなく、一緒にいる人にとってこそ特別なんだ、とか話す。あ、そうとも言い切れないな。