5月14日

カラックス、…快晴。全然雨降らない。夏日。


起きると二度寝し、松浦くるから電話あり。梶間くんのお客さん?のPVの撮影見学に誘ってくれて、八幡神社に久々に行った。

撮影作業って、本当に地味に地道に進んでゆくのだなぁ、と実感した。主役さんの衣装がエロかった。八幡神社の空気は、あまり周囲と変わらない印象。地域と地続きな感じがして、配置や造り方が整って俯瞰できるようなイメージがあるからかもしれないなぁ、と逆に一本の全体を見きれない杉の木を見上げながら思う。

帰ったら、優子さんの機嫌が悪かった。自分も悪くなった、子供か。全然、歯車を逆に回せない。どれ回していいかもわかんなくなっている。シャケと高野豆腐と煮物。

直前は行きたくない気持ちいっぱいで、でもいくと身体が動かせてスッキリする、空手に行く。でも、この団体、という形は実際の空手とはなんら関係ないところで動いている気がして馴染めない。「考える練習」インタビューで保坂和志が「根性」と言っていたのが印象に残る。

根性、座ってない。

小説は、全然読めず。ちょっとだけ、書き進めれた。レオス・カラックス『ポーラ X』を観る。街で女を探してバイクを走らす、森で追いかけ話を聞く、工場の突然のオーケストラ、伸びた髪と髭、鏡、最後の護送車に乗ったピエールの顔。

そのあと、『旅芸人の記録』の英字幕を見つけてちょっとだけ観る。