5月9日

また快晴。昼間は半袖一枚でいいくらいに暖かい日。庭は西洋タンポポの群生地になってきた。紫を帯びた緑の、茎も葉もトゲトゲの禍々しい攻撃的な花も増えていたので、引っこ抜いたら指にチクチク刺さった。

青い六角形のユリ科(と佐々木さんに聞いた。花韮というそう)も増えて、色とりどりの花が咲く庭になった春から、タンポポが爆発的に増えて、ほっといたら綿毛を飛ばしていて、これではタンポポ畑になってしまいそう。いま生長しているのが今までと違い直線的に高く伸びている。

冬の間にススキみたいな枯れ草を抜かずに絨毯みたいになるのをほっておいて、その隙間からしか大きくなれなかった、それで横に広がらずに縦に伸びたのかもしれない。

同じ季節でも、様相ががらりと変わってくる、どれくらいどこにいつ手を入れていくのかがその先の庭になっていく。一昨年、根こそぎにしてしまって一種の荒れ地から外来種ばかりだったけど、秋、冬にあまり手を入れずにやわらかくしたら、こうなった。

でも、西洋タンポポとクローバーは抜いとこう。脱いても根か種は必ず残ってて、はえてくるからなくならない。


ちょっと庭をいじって、センゲキでバイト。雑用で棚を拵えたりする。スロースターターなので、松浦くんもやきもきするだろうな。ほっとけば、慣れて帳尻は合わせると思うのだけど。四時間。


店の出がけ、野底の橋で今年初のコウモリを見た。

店は、お茶を引いてしまった。お茶引くって、どこからきたのか知らない、調べてみよう。