晴レ。一日中、靄に包まれたように街がほの白い光に沈んでいる。黄砂のよう。夕方、ほんの一瞬、雨が降る。迎え盆を済ました家で、床の間に線香をあげて久しぶりに平安堂に行く。ウルフ『燈台へ』のようやく第二部を読みだすと松浦くんから連絡がはいる。田…
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